範囲:薬剤師国家試験参考書(青本)薬理p142~147
①ポイント

②確認問題
- 麻酔が第2期(発揚期)に進むと呼吸は不規則になるが、第3期(手術期)に進むと呼吸運動は規則的になる。
- 亜酸化窒素…鎮痛作用が強力だが、麻酔作用(意識の消失作用)は弱い。
- チオペンタール…脂肪組織への移行(再分配)が速やかなため、作用時間が短い。
- ケタミン…NMDA受容体に対する非競合的遮断作用を示し、意識の解離状態をもたらす。
- がん性疼痛などの激しい痛みに悩まされている患者には、麻酔前投薬としてモルヒネなどの鎮痛薬を用いる。