まとめ
高度タンパク尿を基本的な病態とし、低アルブミン血症、浮腫、高コレステロール血症、凝固異常(凝固亢進)症候が引き起こされる病態。
流れ
腎障害により通常ろ過されないタンパク質がろ過され、高度タンパク尿になる。➡低アルブミン血症=膠漆浸透圧が低下する➡浮腫➡肝機能亢進➡凝固因子↑、血清脂質↑➡高コレステロール血症、血栓形成。
国試出た
タンパクに尿…3.5g/日以上、低アルブミン血症…血清アルブミンが3.0 g/dL以下。
治療薬
- 副腎皮質ステロイド性薬
- 免疫抑制薬
- HMG-CoA還元酵素阻害薬