全39問
Contents
- Q1.腹痛を分類せよ。
- Q2.(腹痛)腹膜刺激によっておこる痛みは、何?
- Q3.右下腹部痛や発熱を認める疾患は?
- Q4.胆嚢炎の症状は?
- Q5.膵炎の症状は?
- Q6.意識障害の評価法は?
- Q7.せん妄は、意識混濁を伴う?伴わない?
- Q8.強い痛覚刺激によってのみ覚醒し、刺激がなくなると直ちに眠ってしまう状態を何という?
- Q9.クッシング病の検査でわかることは?
- Q10.アシドーシスは、血液pHが、( )を下回った状態である。
- Q11.ヒトは生存できる血液pHは?
- Q12.急性膵炎の原因をあげよ。
- Q13.タンパク質分解酵素阻害薬をあげよ。
- Q14.急性膵炎における鎮痛に用いられる薬剤は?
- Q15.前立腺肥大症の原因は?
- Q16.前立腺特異抗原(PSA)は、前立腺肥大症の確定診断に有用である。〇か✖か?
- Q17.急性副鼻腔炎は、( )に続いて起こることが多い。
- Q18.急性副鼻腔炎の起炎菌は?
- Q19.慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎の症状が遷延して、症状が( )以上続く状態である。
- Q20.慢性副鼻腔炎の治療は?
- Q21.急性副鼻腔炎の治療に用いる薬剤は?
- Q22.(骨粗鬆症)PINP(Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)は、何マーカー?
- Q23.デノスマブは、( )カルシウム血症に注意が必要である。
- Q24.幹細胞移植によるGVHDや拒絶反応の予防に用いるのは?
- Q25.イリノテカンは、( )遺伝子変異の有無を考慮する。
- Q26.新生児に対するクロラムフェニコールコハク酸エステルナトリウム注射液の投与は禁忌?
- Q27.クロラムフェニコールの作用機序は?
- Q28.新生児に対するスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合顆粒の投与は禁忌である。〇か✖か?
- Q29.小児におけるカルバマゼピンの代謝速度は、成人に比べてどうか?
- Q30.ミノサイクリンの副作用は?
- Q31.ナルコレプシーの診断には、何が有用?
- Q32.メチルフェニデートの作用機序は?
- Q33.ナルコレプシーの第一選択薬は?
- Q34.モダフェニルの作用機序は?
- Q35.(ナルコレプシー)REM睡眠関連症状の改善に用いる薬剤は?
- Q36.クロミプロミンの作用機序は?
- Q37.原発性アルドステロン症の治療薬は?
- Q38.スピロノラクトンの副作用は?
- Q39.インフルエンザウイルスの迅速検査をあげよ。
Q1.腹痛を分類せよ。
- 体性痛→痛みの局所がはっきりした、鋭い持続痛。
- 内臓痛
- 関連痛
Q2.(腹痛)腹膜刺激によっておこる痛みは、何?
体性痛
Q3.右下腹部痛や発熱を認める疾患は?
虫垂炎
Q4.胆嚢炎の症状は?
- 右上腹部痛
- 発熱
- 黄疸
Q5.膵炎の症状は?
- 左上腹部痛
- 発熱
- 黄疸
Q6.意識障害の評価法は?
GCS(Glasgow Coma Scale)やJCS(Japan Coma Scale )
→ JCS(Japan Coma Scale ) は、覚醒の程度によってⅠ~Ⅲの3段階に分け、これをさらに3段階に分けて評価している。
Q7.せん妄は、意識混濁を伴う?伴わない?
伴う
Q8.強い痛覚刺激によってのみ覚醒し、刺激がなくなると直ちに眠ってしまう状態を何という?
昏迷状態
Q9.クッシング病の検査でわかることは?
- 血中ACTH値高値、コルチゾール値高値
- 頭部MRIで下垂体の腫瘍を認める。
- 腹部CTで副腎肥大を認める
Q10.アシドーシスは、血液pHが、( )を下回った状態である。
7.35
Q11.ヒトは生存できる血液pHは?
6.8~7.8
Q12.急性膵炎の原因をあげよ。
アルコール性、胆石性
Q13.タンパク質分解酵素阻害薬をあげよ。
- ナファモスタット
- ウリナスタチン
- ガベキサート
- カモスタット
Q14.急性膵炎における鎮痛に用いられる薬剤は?
ペンダゾシン
→非麻薬性鎮痛薬
→ κ 受容体に対しては完全刺激薬として働き、μ受容体に対しては弱い拮抗薬として働く。
Q15.前立腺肥大症の原因は?
前立腺の移行領域を中心とした内腺組織の過形成。
Q16.前立腺特異抗原(PSA)は、前立腺肥大症の確定診断に有用である。〇か✖か?
✖
Q17.急性副鼻腔炎は、( )に続いて起こることが多い。
上気道炎
Q18.急性副鼻腔炎の起炎菌は?
- 肺炎球菌
- インフルエンザ菌
Q19.慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎の症状が遷延して、症状が( )以上続く状態である。
3か月
Q20.慢性副鼻腔炎の治療は?
マクロライド系抗生物質の少量長期投与
Q21.急性副鼻腔炎の治療に用いる薬剤は?
ニューキノロン系抗菌薬
Q22.(骨粗鬆症)PINP(Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)は、何マーカー?
血清骨形成マーカー
Q23.デノスマブは、( )カルシウム血症に注意が必要である。
低
Q24.幹細胞移植によるGVHDや拒絶反応の予防に用いるのは?
タクロリムス
→手術前から投与される。
→幹細胞移植によるGVHDの予防のために移植する造血幹細胞に対して、放射線照射は行わない。
Q25.イリノテカンは、( )遺伝子変異の有無を考慮する。
UGT1A1
Q26.新生児に対するクロラムフェニコールコハク酸エステルナトリウム注射液の投与は禁忌?
禁忌である。
Q27.クロラムフェニコールの作用機序は?
細菌のリボソーム50Sサブユニットに結合し、ぺプチジルトランスフェラーゼ活性を阻害する。
Q28.新生児に対するスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合顆粒の投与は禁忌である。〇か✖か?
〇
Q29.小児におけるカルバマゼピンの代謝速度は、成人に比べてどうか?
成人より小児の方が早い。
Q30.ミノサイクリンの副作用は?
骨や歯牙の着色
→妊婦や幼児には投与しない。
Q31.ナルコレプシーの診断には、何が有用?
- 睡眠時ポリグラフ検査
- 反復睡眠潜時検査
Q32.メチルフェニデートの作用機序は?
ドパミン及びノルアドレナリンのトランスポーターによる再取り込み機構を競合的に阻害する。
Q33.ナルコレプシーの第一選択薬は?
モダフェニル
→依存性が弱い。
Q34.モダフェニルの作用機序は?
- GABA遊離抑制作用
- ヒスタミン、ドパミン遊離作用
Q35.(ナルコレプシー)REM睡眠関連症状の改善に用いる薬剤は?
クロミプラミン
Q36.クロミプロミンの作用機序は?
ノルアドレナリン及びセロトニンの再取り込みを阻害する。
Q37.原発性アルドステロン症の治療薬は?
- 抗アルドステロン薬(スピロノラクトン、エプレレノン)
- 降圧薬(Caチャネル遮断薬)
Q38.スピロノラクトンの副作用は?
- 高K血症
- 女性化乳房→アンドロゲン受容体やプロゲステロン受容体への遮断作用を示すことにより生じる。
Q39.インフルエンザウイルスの迅速検査をあげよ。
イムノクロマト法