全32問
Contents
- Q1.余剰受容体が存在する場合、EC50とKdの関係は?
- Q2.黒後家グモ毒素は、コリン作動性シナプス前部に作用して伝達物質の遊離を( )する。
- Q3.コレラ毒素感受性のGタンパク質は?
- Q4.百日咳毒素感受性のGタンパク質は?
- Q5.ベロ毒素は、宿主細胞のタンパク質合成を( )する。
- Q6.ピペリドレートは、( )級アミン構造を有する。
- Q7. ピペリドレート の作用機序は?
- Q8.ブチルスコポラミンは、 ( )級アミン構造を有する。
- Q9.ブチルスコポラミンは、( )受容体を( )し、持続的かつ強力な( )作用と( )作用を持つ。
- Q10.プロパンテリンは、 ( )級アミン構造を有する。
- Q11.プロパンテリンの作用機序は?
- Q12.イプラトロピウムは、 ( )級アミン構造を有する。
- Q13. イプラトロピウムは、 ( )時間作用型である。
- Q14.チオトロピウムは、 ( )級アミン構造を有する。
- Q15. チオトロピウムは、 ( )時間作用型である。
- Q16.コバマミドは、( )治療薬である。
- Q17.ダルべポエチンアルファは、( )治療薬である。
- Q18パンテノールは、( )の構成成分である( )製剤である。
- Q19.ダナゾールは、( )受容体作用薬で、( )受容体拮抗薬である。
- Q20.アナストロゾールは、( )を( )的に阻害することにより、( )から( )の合成を阻害する。
- Q21.クレマスチンは、( )薬である。
- Q22.ケミカルメディエーター遊離抑制薬は?4つ
- Q23.遠位尿細管にあるアミロライド感受性 Na+ チャネルを抑制する利尿薬は?
- Q24.トリアムテレンの副作用は?
- Q25.リナグロチドは、腸粘膜上皮細胞に発現している( )受容体を活性化する。
- Q26.リナグロチドの適応症は?
- Q27.アコチアミドは、( )を( )する。
- Q28.アコチアミドは、( )治療薬である。
- Q29.メトクロプラミド、ドンペリドンは、( )受容体を( )する( )薬である。
- Q30.近位尿細管の尿酸トランスポーターを選択的に阻害して、尿酸排泄を促進するのは?
- Q31.ベンゾジアゼピン骨格を有し、CYPによる代謝を直接受けない催眠薬は?
- Q32.カテコールアミンの生合成
Q1.余剰受容体が存在する場合、EC50とKdの関係は?
EC50<Kd
アゴニストが、作用するすべての受容体に均等に結合して最大反応を起こす場合、EC50はその全受容体の50%を占有する薬物濃度(Kd)と一致する。
EC50 …50%の反応を引き起こす完全アゴニストの濃度
Q2.黒後家グモ毒素は、コリン作動性シナプス前部に作用して伝達物質の遊離を( )する。
促進
Q3.コレラ毒素感受性のGタンパク質は?
Gs
Q4.百日咳毒素感受性のGタンパク質は?
Gi
Q5.ベロ毒素は、宿主細胞のタンパク質合成を( )する。
阻害
Q6.ピペリドレートは、( )級アミン構造を有する。
3
Q7. ピペリドレート の作用機序は?
①子宮平滑筋のM3受容体を遮断し、子宮平滑筋を弛緩させる。②腸管平滑筋のM3受容体を遮断し、鎮痙作用を示す。
→流産・早産治療薬
Q8.ブチルスコポラミンは、 ( )級アミン構造を有する。
4
→消化管吸収が悪く、血液脳関門を通過しない。
Q9.ブチルスコポラミンは、( )受容体を( )し、持続的かつ強力な( )作用と( )作用を持つ。
M3、遮断、鎮痙、胃酸分泌抑制
Q10.プロパンテリンは、 ( )級アミン構造を有する。
4
Q11.プロパンテリンの作用機序は?
腸管平滑筋のM3受容体を遮断し、腸管平滑筋の収縮を抑制する。
Q12.イプラトロピウムは、 ( )級アミン構造を有する。
4
→消化管から吸収されにくく、吸入で用いられる。気管支収縮抑制薬
Q13. イプラトロピウムは、 ( )時間作用型である。
短
Q14.チオトロピウムは、 ( )級アミン構造を有する。
4
Q15. チオトロピウムは、 ( )時間作用型である。
長
Q16.コバマミドは、( )治療薬である。
巨赤芽球性貧血
Q17.ダルべポエチンアルファは、( )治療薬である。
腎性貧血
エポエチン製剤で、天然のものより半減期が長い。
Q18パンテノールは、( )の構成成分である( )製剤である。
補酵素A(CoA)、パントテン酸
Q19.ダナゾールは、( )受容体作用薬で、( )受容体拮抗薬である。
プロゲステロン、テストステロン
→子宮内膜症に用いられる。
Q20.アナストロゾールは、( )を( )的に阻害することにより、( )から( )の合成を阻害する。
アロマターゼ、可逆、アンドロゲン。エストロゲン
→エストロゲン合成酵素阻害薬
Q21.クレマスチンは、( )薬である。
第一世代ヒスタミンH1受容体遮断
→ケミカルメディエーター遊離抑制作用を有さない。
Q22.ケミカルメディエーター遊離抑制薬は?4つ
クロモグリク酸、トラニラスト、ペロノラスト、アンレキサノクス
Q23.遠位尿細管にあるアミロライド感受性 Na+ チャネルを抑制する利尿薬は?
トリアムテレン
Q24.トリアムテレンの副作用は?
高カリウム血症
Q25.リナグロチドは、腸粘膜上皮細胞に発現している( )受容体を活性化する。
グアニル酸シクラーゼC受容体
Q26.リナグロチドの適応症は?
便秘型過敏性腸症候群
Q27.アコチアミドは、( )を( )する。
アセチルコリンエステラーゼ、阻害
Q28.アコチアミドは、( )治療薬である。
機能性ディスペプシア
Q29.メトクロプラミド、ドンペリドンは、( )受容体を( )する( )薬である。
D2、遮断、胃腸機能改善
Q30.近位尿細管の尿酸トランスポーターを選択的に阻害して、尿酸排泄を促進するのは?
ドチヌラド
Q31.ベンゾジアゼピン骨格を有し、CYPによる代謝を直接受けない催眠薬は?
ロルメタゼパム
多くのBZ系は、CYPによって代謝されたのちグルクロン酸抱合を受けるが、 ロルメタゼパム は水酸基をもち、直接グルクロン酸抱合され排泄される。
→CYPで代謝されないため、肝疾患や高齢者でも使いやすい。
Q32.カテコールアミンの生合成
