全12問
Contents
- Q1.『単独では弱いアゴニスト作用を示すが、完全アゴニスト存在下では完全アゴニストによって引き起こされた応答を減少させるもの』を何という?
- Q2. 『 全く異なった受容体やシグナル伝達系に作用することで、結果的に標的アゴニストとは逆の作用を示すことで標的アゴニストの作用を抑制するもの 』 を何という?
- Q3.『受容体に結合して受容体を不活性化状態で安定化する。その結果、受容体の恒常的活性を減少させ、受容体シグナルを低下させるもの』を何という?
- Q4.ミドドリンは、( )薬である。
- Q5.スガマデクスは、( や )を包括化し、両剤により筋弛緩状態からの回復に用いられる。
- Q6.ベンゾジアゼピン系の開環誘導体は?
- Q7.エタネルセプトは、( )製剤である。
- Q8.アバタセプトは、抗原提示細胞表面の( )に結合することで( )を介した共刺激シグナルを阻害し、T細胞の活性化を抑制して抗リウマチ作用を示す。
- Q9.トファシチニブは、( )薬である。
- Q10.レフルノミドは、活性代謝物が、( )を阻害し、リンパ球の増殖を抑制することで抗リウマチ作用を示す。
- Q11.カルペリチドは、心房性ナトリウム利尿ペプチドの受容体である( )受容体を( )し、( )を活性化することにより細胞内のcGMP濃度を上昇させる。
- Q12.ダビガトラン特異的中和薬は?
- Q13. 胆汁酸トランスポーターを阻害することで、腸管内腔への水分分泌促進作用を示す薬剤は?
- Q14.乳がん細胞のエストロゲン受容体の分解を促進し、乳がん細胞の増殖を抑制する薬剤は?
- Q15.フルベストラントは、( )作用を有さない抗エストロゲン薬であり、( )受容体で( )と競合的に拮抗する。
- Q16.ベタヒスチンは、( )受容体部分刺激薬である。
- Q7.ベタヒスチンの詳しい作用機序は?(2つ)
- Q8.ホスホマイシンは、( )に結合し( )サイクルを阻害する。
- Q9.Q8の結果、( )の合成が抑制され、( )を阻害する。
- Q10.プララトレキサートは、( )を阻害する。
- Q11.この構造式の薬剤名は?
- Q12.プラスグレルは、その活性代謝物が血小板の( )受容体サブタイプ( )受容体を( )することで、血小板凝集を抑制する。
Q1.『単独では弱いアゴニスト作用を示すが、完全アゴニスト存在下では完全アゴニストによって引き起こされた応答を減少させるもの』を何という?
部分アゴニスト
Q2. 『 全く異なった受容体やシグナル伝達系に作用することで、結果的に標的アゴニストとは逆の作用を示すことで標的アゴニストの作用を抑制するもの 』 を何という?
生理学的アンタゴニスト
Q3.『受容体に結合して受容体を不活性化状態で安定化する。その結果、受容体の恒常的活性を減少させ、受容体シグナルを低下させるもの』を何という?
逆アゴニスト
Q4.ミドドリンは、( )薬である。
アドレナリンα1受容体刺激
Q5.スガマデクスは、( や )を包括化し、両剤により筋弛緩状態からの回復に用いられる。
ロクロニウム、ベクロニウム
Q6.ベンゾジアゼピン系の開環誘導体は?
リルマザホン
Q7.エタネルセプトは、( )製剤である。
完全ヒト型可溶性TNF-α/LT-α受容体
Q8.アバタセプトは、抗原提示細胞表面の( )に結合することで( )を介した共刺激シグナルを阻害し、T細胞の活性化を抑制して抗リウマチ作用を示す。
CD80/CD86、T細胞へのCD28
Q9.トファシチニブは、( )薬である。
ヤヌスキナーゼ阻害
Q10.レフルノミドは、活性代謝物が、( )を阻害し、リンパ球の増殖を抑制することで抗リウマチ作用を示す。
ジヒドロオロテートデヒドロゲナーゼ
Q11.カルペリチドは、心房性ナトリウム利尿ペプチドの受容体である( )受容体を( )し、( )を活性化することにより細胞内のcGMP濃度を上昇させる。
GC-A、刺激、膜結合型グアニル酸シクラーゼ
Q12.ダビガトラン特異的中和薬は?
イダルシズマブ
Q13. 胆汁酸トランスポーターを阻害することで、腸管内腔への水分分泌促進作用を示す薬剤は?
エロビキシバット
Q14.乳がん細胞のエストロゲン受容体の分解を促進し、乳がん細胞の増殖を抑制する薬剤は?
フルベストラント
Q15.フルベストラントは、( )作用を有さない抗エストロゲン薬であり、( )受容体で( )と競合的に拮抗する。
エストロゲン、エストロゲン、エストロゲン
Q16.ベタヒスチンは、( )受容体部分刺激薬である。
ヒスタミンH1受容体
Q7.ベタヒスチンの詳しい作用機序は?(2つ)
- 微小循環改善作用により、内耳の血流量を増加させる。
- 血管通過性を調整することにより内リンパ腫を除去する。
Q8.ホスホマイシンは、( )に結合し( )サイクルを阻害する。
エノールピルビン酸トランスフェラーゼ、ウリジン二リン酸(UDP)
Q9.Q8の結果、( )の合成が抑制され、( )を阻害する。
UDP-N-アセチルムラミン酸、細胞壁合成
Q10.プララトレキサートは、( )を阻害する。
ジヒドロ葉酸還元酵素
Q11.この構造式の薬剤名は?

プラスグレル
Q12.プラスグレルは、その活性代謝物が血小板の( )受容体サブタイプ( )受容体を( )することで、血小板凝集を抑制する。
ADP、P2Y-12、不可逆的に阻害