確認問題
- 塩化水素は、互いの不対電子どうしを出し合ってつくるので共有結合であり、電気陰性度に差があるため極性を示す。
- ベンゼン環炭素はsp²混成を持ち、メチル基炭素はsp³混成を持つ。それらが、σ結合を形成する。
- ピロール中の窒素は、sp²混成をとり、非共有電子対はp軌道に収容される。また塩基性なし。
ピロールの非共有電子対は、芳香族性に関与しているため、塩基性を示さない。
- ブタ-1,3-ジエンは4つのp軌道をもつため、π結合の分子軌道は4つ形成される。
- ベンゼンは共役系の1つであり、π電子が共鳴により非局在化していることによりエネルギー的に安定な状態を保っている。
問題集
- アルカリ金属とハロゲンは電気陰性度の差が著しく大きいため、フッ化リチウムの結合は、イオン結合である。
- アンモニアのN-H結合は、極性のある共有結合である。