全42問
Contents
- Q1.アルベカシンの投与法は?
- Q2.アルベカシンは、( )系抗菌薬である。
- Q3.アミノグリコシド系抗菌薬の例をあげよ。
- Q4.アミノグリコシド系抗菌薬の作用機序は?
- Q5. アミノグリコシド系抗菌薬は、細菌が( )を産生することによって耐性化する。
- Q6.アミノグリコシド系抗菌薬の副作用は?
- Q7.βラクタム系抗菌薬とアミノグリコシド系抗菌薬を混合すると、どちらの抗菌薬の活性が低下するか?
- Q8.簡易懸濁法ができる剤形は?
- Q9.ニフェジピンの副作用をあげよ。
- Q10.ニフェジピンは、妊娠( )週未満が投与禁忌である。
- Q11.ニフェジピンの持効性細粒は、作用が( )時間持続する。
- Q12.低血糖は、空腹時血糖値がどのくらいまで低下した状態をいうか?
- Q13.シベンゾリンは、( )薬である。
- Q14.シベンゾリンは、高濃度で( )作用を示す。
- Q15.抗不整脈薬Ⅰa群をあげよ。
- Q16. ジソピラミド、シベンゾリン の副作用は?
- Q17.ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノールは、( )作用を示す。
- Q18.血清クレアチニンの基準値は?
- Q19.BUNの基準値は?
- Q20.ASTの基準値は?
- Q21 .ALTの基準値は?
- Q22.空腹時血糖値の基準値は?
- Q23.市販の簡易血糖測定器に用いられる酵素は?
- Q24.電極法では、グルコースから酵素反応により生じる過酸化水素を( )電極で測定する。
- Q25.屈折率を利用した糖度計によって測定する。〇か✖か?
- Q26.エチジウムブロマイドは、( )として用いられる。
- Q27.(血中グルコースの測定法)グルコースと酵素及びNADP⁺を反応させ、生じたNADPHを吸光度法で測定する。〇か✖か?
- Q28.(赤外吸収スペクトル測定法)赤外線は、( )ときに吸収される。
- Q29. 赤外吸収スペクトル測定法 は通常どの範囲で測定される?
- Q30.特性吸収帯は、波数( )の領域をいう。
- Q31.13CO₂の逆対称伸縮振動は、12CO₂と比べて低い波数側に検出される。〇か✖か?
- Q32.赤外吸収スペクトル測定法では、ランベルトベールの法則が成立する?しない?
- Q33. 赤外吸収スペクトル測定法 の光源は?
- Q34. 赤外吸収スペクトル測定法 は、固体・液体・気体のいずれの試料も測定が可能である。〇か✖か?
- Q35.ニカルジピンは、何性注射剤?
- Q36.フロセミドは、何性注射剤?
- Q37.ニカルジピンとフロセミドは、両剤とも生理食塩水又はブドウ糖で希釈できる。〇か✖か?
- Q38.フロセミドは、電解質失調に注意して投与する。〇か✖か?
- Q39.ヘリコバクターピロリ菌の1次除菌と2次除菌についてまとめよ。
- Q40.分子形の溶解度は、pHの値によって変化する?しない?
- Q41.酸性薬物の溶解度Cs=?
- Q42.分子形とイオン形の濃度が等しくなるのは、どんな時?
Q1.アルベカシンの投与法は?
通常、成人には、1日1回150~200mgを30分~2時間かけて点滴静注する。
→アルベカシンは、MRSAに有効である。
Q2.アルベカシンは、( )系抗菌薬である。
アミノグリコシド
Q3.アミノグリコシド系抗菌薬の例をあげよ。
ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、アミカシン、アルベカシン
→ストレプトマイシンは、筋注または点滴静注で用いる。
Q4.アミノグリコシド系抗菌薬の作用機序は?
細菌のリボソーム30Sサブユニットと結合し、タンパク質合成を阻害する。
Q5. アミノグリコシド系抗菌薬は、細菌が( )を産生することによって耐性化する。
不活性化酵素(アデニリル転移酵素)
Q6.アミノグリコシド系抗菌薬の副作用は?
- 第Ⅷ脳神経障害
- 腎障害
- 筋弛緩
Q7.βラクタム系抗菌薬とアミノグリコシド系抗菌薬を混合すると、どちらの抗菌薬の活性が低下するか?
アミノグリコシド系抗菌薬
Q8.簡易懸濁法ができる剤形は?
錠剤やカプセル剤
→徐放錠は、簡易懸濁法で投与できない。
Q9.ニフェジピンの副作用をあげよ。
- 反射性頻脈
- 頭痛
- 顔面紅潮
- 歯肉の腫れ
~ニフェジピンのその他の特徴~
- 光分解されやすい
- 舌下投与すると、速やかに溶解・吸収され、過度の降圧や反射性頻脈を引き起こす。→舌下投与✖
- ニフェジピンカプセルは、軟カプセルである。→脱カプセル✖
Q10.ニフェジピンは、妊娠( )週未満が投与禁忌である。
20
Q11.ニフェジピンの持効性細粒は、作用が( )時間持続する。
12
Q12.低血糖は、空腹時血糖値がどのくらいまで低下した状態をいうか?
50mg/dL以下
Q13.シベンゾリンは、( )薬である。
Na+ チャネル遮断
→抗不整脈薬Ⅰa群
Q14.シベンゾリンは、高濃度で( )作用を示す。
インスリン分泌刺激
→重大な副作用として低血糖を引き起こす。
Q15.抗不整脈薬Ⅰa群をあげよ。
キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノール
Q16. ジソピラミド、シベンゾリン の副作用は?
低血糖
Q17.ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノールは、( )作用を示す。
抗コリン
Q18.血清クレアチニンの基準値は?
0.5~1.3 mg/dL
Q19.BUNの基準値は?
8~20 mg/dL
Q20.ASTの基準値は?
10~35IU/L
Q21 .ALTの基準値は?
10~40 IU/L
Q22.空腹時血糖値の基準値は?
70~110 mg/dL
Q23.市販の簡易血糖測定器に用いられる酵素は?
グルコースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ
Q24.電極法では、グルコースから酵素反応により生じる過酸化水素を( )電極で測定する。
過酸化水素

Q25.屈折率を利用した糖度計によって測定する。〇か✖か?
✖
Q26.エチジウムブロマイドは、( )として用いられる。
DNAの蛍光検出試薬
Q27.(血中グルコースの測定法)グルコースと酵素及びNADP⁺を反応させ、生じたNADPHを吸光度法で測定する。〇か✖か?
〇
Q28.(赤外吸収スペクトル測定法)赤外線は、( )ときに吸収される。
分子振動によって双極子モーメントが変化する
Q29. 赤外吸収スペクトル測定法 は通常どの範囲で測定される?
波数4000~400㎝⁻¹(波長2.5~25μm)
Q30.特性吸収帯は、波数( )の領域をいう。
1500cm ⁻¹ 以上

Q31.13CO₂の逆対称伸縮振動は、12CO₂と比べて低い波数側に検出される。〇か✖か?
〇
Q32.赤外吸収スペクトル測定法では、ランベルトベールの法則が成立する?しない?
成立する。
→定量分析が可能である。
Q33. 赤外吸収スペクトル測定法 の光源は?
グローバ灯
Q34. 赤外吸収スペクトル測定法 は、固体・液体・気体のいずれの試料も測定が可能である。〇か✖か?
〇
Q35.ニカルジピンは、何性注射剤?
酸性
Q36.フロセミドは、何性注射剤?
塩基性
→ニカルジピン塩酸塩注射剤とフロセミド注射剤は、注射筒内で混合できない。
Q37.ニカルジピンとフロセミドは、両剤とも生理食塩水又はブドウ糖で希釈できる。〇か✖か?
〇
Q38.フロセミドは、電解質失調に注意して投与する。〇か✖か?
〇
Q39.ヘリコバクターピロリ菌の1次除菌と2次除菌についてまとめよ。

Q40.分子形の溶解度は、pHの値によって変化する?しない?
変化しない
Q41.酸性薬物の溶解度Cs=?

Q42.分子形とイオン形の濃度が等しくなるのは、どんな時?
pH=pKaの時
